会社設立

③法人の設立準備〜会社設立の手続きと実務

どうも、こんにちわ!ショッピーです!

今日も勉強したことをまとめてみました!今日は【第3弾】です。事業を始めるには、様々な準備が必要ですよね。さて今日は、法人の設立準備です。

法人の設立準備

① 資本金の決定

まず資本金を決める必要があります。会社法では最低資本金制度が撤廃されていますので、現在は1円の資本金でも会社を設立することができます

ショッピー
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しかーし!!安易に少ないと資本金から始めるのは危険です。
資本金を小さくスタートすると設備投資や運転資金の大部分を借入金に頼ることになります。
そうなると利息負担で経営が厳しくなり、経営指標も悪くなるために決算書の見栄えも悪くなります。
融資の際には、資本金が少ない場合に、借入の上限金額が少なくなってしまう場合、または借りられないケースも多く聞きます。
また、許認可に必要な資本金が決まっている場合もあります。
取引の相手方が取引条件として資本金を設けているケースもあり、その基準を満たすために資本金を増資するという例も時々見かけます。

ショッピー
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資本金の規模について、立ち上げの前にあらかじめ検討しておく必要があるでしょう。
税金の面でも資本金の額によっては違いが出てきます。まず、資本金1千万円の壁です。資本金1千万円未満の場合は2年間消費税が免税となります。
資本金1千万円超となると法人住民税の均等割の均等割の金額も多くなります。
次に資本金1億円の壁。1億円の壁にも壁があり、資本金1億円未満の場合、中小企業者としての有利な扱いを受けることができます。法人税の税率などにも影響ありますので、この辺りも加味してご検討するとよいでしょう。
ショッピー
ショッピー
わたしのような「ひとり社長」でも特例が使えます。最寄りの税務署や税理士に確認してみましょう
中小企業者には特例がありますので紹介します!
法人税率の軽減 中小企業の所得のうち年800円までは、適用される法人税率が23.2%から15%に軽減される。
留保金課税の適用除外
留保金課税から除外される。
交際費の損金処理 年800万円以下の交際費は交際費等は全額損金算入させることができる。
少額減価償却資産 取得価額30万円未満の減価償却資産を税制上年300万円まで全額損金算入できる。

② 期間設計と役員の決定

ここでは株式会社を例に取り上げていきます。

株主総会 すべての株式会社で必ず設置。
取締役 すべての株式会社で最低1人は必要。ただし、取締役会を設置する株式会社では3人以上(取締役会は取締役3人以上で構成するため。
取締役会 株式譲渡制限会社では任意設置。それ以外の株式会社では必ず設置。
監査役 株式譲渡制限会社では任意設置。ただし、取締役会を設置する会社は原則設置。
監査役会 大会社(株式譲渡制限会社、委員会設置会社を除く)では必ず設置。取締役会を設置しない場合には、設置できない。
委員会 監査役を設置する会社では、設置できない。会計監査人を設置しない場合には、設置できない。
会計監査人 大会社では必ず設置。大会社以外の会社は任意設置。
会計参与 すべての株式会社で任意に設置。大会社以外の株式譲渡制限会社が取締役会を設置する場合、会計参与を設置することで監査役に代えることができる。

③ 個人/法人共通の準備事項

1 会社名(屋号)を決める

個人でも法人でも必要となるのが会社名(屋号)を決定することです。会社名によっては、お客様や取引先に与えるイメージも変わってきます。また何をやっている会社なのかアピールすることも重要です。かっこいい横文字の名前もいいのですが、「誰が見てもわかりやすい名前にする」ことで仕事が依頼が来た例もあるそうです。会社名は後から変更することも出来ますが、その際には費用が掛かります。念入りに検討しましょう。

2 そのほかの準備

チェックリストを参考にしていきましょう!

□店舗/事務所の賃貸借契約
□保証金/礼金/家賃の支払い
□電気/ガス/水道/電話代/ネット関連手続き
□電話/FAX工事
□電話帳掲載
□設備/車両などの契約/設置
□内装工事の契約/実施
□備品の購入/設置

□社印/銀行印/ゴム印の購入
□銀行口座の開設
□名刺の作成
□Webページ開設
□メール取得
□従業員募集/採用
□従業員教育
□開業挨拶状送付
□開業の挨拶回り
□広告宣伝(チラシなど)

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